Altium 365のインタラクティブ・コメント機能

投稿日 September 28, 2021
Altium 365のインタラクティブ・コメント機能

Altium 365のインタラクティブ・コメント機能を採用すれば、コメントを使ってすべてのデザイン変更に即座にアクセスでき、変更を完全に可視化できるため、説明をすべて1箇所にまとめられます。

どのように役立ちますか?

  • 異なるユーザが、チャットのような会話形式でリアルタイムに協働することができます。
  • 社内のデザインに対する特定のコンテクストのアノテーションを収集することができます。
  • すべてがAltium 365によって監視され、クラウドにバックアップされるため、会話が失われたり、混同されたりすることは決してありません。
  • 通知機能を使えば、ユーザが積極的にデザインの作業をしていなくても、彼らに作業を続けさせることはできます。
  • 招待されたワークスペースチーム外の関係者は、Altium Designerのライセンスがなくても Webベースのアプリケーションによってコメントを表示する、また残すことができます。

ここで、何が期待できるかをご紹介します:

コメントパネルによるリアルタイムのコラボレーション

ニュースフィードのように、右側のコメントパネルにはコメントが時系列で表示され、またチームメンバーは、これらのコメントを効率的に一元管理することができます:

  • コメントを配置する:社内のデザインの任意のオブジェクトやエリアにコメントを配置します。
  • コメントを選別する:社内の指定基準に合致するコメントのみを表示します。ステータス(解決済みまたは未解決)別に、また特定のユーザ別にコメントを選別します。
  • コメントを表示する:デザインについて受信したすべての返答やコメントのリストが表示され、最近のコメントが最上部に表示されます。
リアルタイムでのコラボレーション

 

描画マークアップツールを使ってコメントを追加する

  • マークアップは、コメントダイアログボックスの上部にあるペンツールでグラフィック的に描かれます。
  • 描画する前に線の幅や色、その他のプロパティを指定することができます。
描画マークアップツール

新規コメントや返信を入力し始めた後、@mention機能を使って、組織の1人または複数のメンバーに通知することができます。「@」シンボルに続いてユーザ名やメールを入力するだけです。

Altium 365のインタラクティブ・コメント機能

コメントを投稿すると、@mentionedされた人物はメールの通知を受信します。コメントスレッドを立ち上げたすべての人にも通知されます。通知メールは、コメントスレッドに新しいアクティビティがあったことや、コメントが残されたことを同僚に知らせます。同僚は、コメントに返信したり、通知メールにあるリンクをクリックして文書を開き、そのコンテキストでのコメントを直接確認することができます。

コメントや返信の編集は、それを作成した本人のみが行うことができますのでご留意ください。

コメントパネル

コメントパネルでは、作業中の文書の一部についての最も関連性の高いフィードバックに集中することができるように、コメントがページのコンテンツと並列して表示されます。解決済みのコメントを含め、文書内のすべてのコメントを単一のリストで確認できます。コメントパネルの表示と非表示を切り替えるには、ウィンドウの右上にある Comments(コメント)ボタンをクリックします。
コメントスレッドを解決する

文書にあるコメントは、一般的にプロジェクトに関する質問、アイデア、懸念を表現します。それらが対処されたら、コメントによってそのスレッドが解決したとマーク付けできます。解決済みのコメントスレッドはサイドビューに表示できますが、未解決のコメントのみを表示するように選択することもできます。

コメントスレッドの解決

通知の設定 - メール警告を受信する対象を、すべてのコメントアクティビティにするか、自分が言及されたまたは割り当てられたコメントのみにするか、またはメール警告はまったく受信しないかを選択できます。

通知の設定

推奨コンテンツ

この機能の詳細については、オンラインドマニュアルを参照してください:Altium 365での作業 - デザインにコメントを付ける。

関連リソース

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