筆者について

Judy Warner

Judy Warnerは、25年以上にわたりエレクトロニクス業界で彼女ならではの多様な役割を担ってきました。Mil/Aeroアプリケーションを中心に、PCB製造、RF、およびマイクロ波PCBおよび受託製造に携わった経験を持っています。 また、『Microwave Journal』、『PCB007 Magazine』、『PCB Design007』、『PCD&F』、『IEEE Microwave Magazine』などの業界出版物のライター、ブロガー、ジャーナリストとしても活動しており、PCEA (プリント回路工学協会) の理事も務めています。2017年、コミュニティー エンゲージメント担当ディレクターとしてAltiumに入社。OnTrackポッドキャストの管理とOnTrackニュースレターの作成に加え、Altiumの年次ユーザー カンファレンス「AltiumLive」を立ち上げました。世界中のPCB設計技術者にリソース、サポート、支持者を届けるという目的を達成すべく熱心に取り組んでいます。

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Image of a PCB board ロジャース コーポレーション: トップレベルの積層技術を持つグローバル企業 1 min OnTrack 高速デジタル、高周波、マイクロ波、またはミリ波のアプリケーション向けの基板を設計している方なら、ロジャース コーポレーションの積層板をよく知っているかもしれません。では、同社が過去10年間で2倍の規模に成長したことはご存知でしょうか? 先日、IPC APEX Expoに出席した際に、シニアプロジェクトマネージャーの Tony Mattingly氏にインタビューして、最先端の回路材料加工技術を持つこのトップ企業について学ぶ機会がありました。 Judy Warner: ロジャース コーポレーションでのTonyさんの役割について、また御社の歴史を手短に教えてください。 Tony Mattingly: 私は、シニアプロダクトマネージャーとして製品ラインの最適化を担当しており、業界をリードするサービスレベルで高品質のソリューションを提供するという ロジャースの評判を維持できるよう努めています。ロジャースは、電気自動車、ワイヤレス インフラストラクチャ、自動車の安全性、ポータブル エレクトロニクスなどの市場で高性能と高信頼性を可能にする特殊な工学素材の世界的なテクノロジーリーダーです。ロジャースはアメリカで最も古い公開企業 の1社です。1832年に板紙メーカーとして創業し、さまざまなハイテク機器やシステムを実現可能にする世界的な材料テクノロジーリーダーにまで成長しま した。当社の高度な回路材料は、40年以上にわたって事実上米国の全ての宇宙ミッションで使用されており、今日ではネットワーク基地局とスマートアンテナ を介して世界中を接続しています。過去10年間で収益は倍増し、世界中で1850人の従業員を新たに雇用しました。買収を通じて成長を続け、イノベーショ 記事を読む
Man standing near the piano and logo of Altium Stories 短編ドキュメンタリー シリーズ、アルティウム のお客様事例 1 min OnTrack よくあることですが、好調な成功と成長を追い求めるあまり、企業は、自社の製品やサービスについては主張しすぎるほどですが、お客様の成功についてはほと んど触れません。アルティウム は、時折このありふれた罠に陥る場合がありますが、皆様のような日々世界に影響を与え続けている革新的な技術者から刺激を最も多く受けています。このよう な理由で、自社の成功事例について語るのではなく、お客様の成功事例についてご紹介することにしました。アルティウム のお客様事例は、皆様のような技術者による達成や革新に焦点を当てた、新しい短編ドキュメンタリー シリーズです。今回のインタビューでは、アルティウム のブランド マーケティング担当部長、Masha Petrovaが、この取り組みの動機と、皆様が自らの素晴らしい事例について話す機会がどのように得られるかについて紹介します。 Judy Warner: Marsha、アルティウム のお客様事例とは何か、アルティウム がこの新しいビデオシリーズを制作するきっかけは何かを教えてください。 Masha Petrova: アルティウム は最近、革新的な新プロジェクトを開始しました。それは、YouTubeチャンネルの アルティウム のお客様事例です。これまで数か月をかけて、短編ドキュメンタリーである 記事を読む
Altium 365: クラウド対応電子機器実現の最先端 Altium 365: クラウド対応電子機器実現の最先端 1 min OnTrack このインタビューでは、Altiumのチーフソフトウェア設計者であるLeigh Gawneに、 Altium 365と、クラウド対応電子機器の実現が設計技術者と業界全体に与える影響について考えを聞きました(2019年のPCB設計サミット「AltiumLive 2019 San Diego」で、Leigh Gawneがチームと共同で、Altium 365を使って基板をライブで設計する様子は こちらのビデオでご覧いただけます)。 Judy Warner: Leighさん、これまでの経歴とアルティウムでの現在の役割についてお聞かせください。 Leigh Gawne: 私の肩書は年を追うごとに少しずつ変わり、自動車業界の組み込みソフトウェアとシステムの開発に携わったり、さまざまな分野のハードウェア開発技術者や、独立した設計コンサルタントとして働いてきました。 2010年に組み込み用コンピューターモジュールを提供するToradexに最高技術責任者として入社した後、BOM管理に特化した企業であるCiivaを共同で設立しました。Ciivaは2013年にToradexから独立し、2015年にアルティウムに買収されました。 ここ4年ほどは、Ciivaの多くのテクノロジーとサービスをAltium Designerに統合し、Altium 365プラットフォームを支える基盤の構築や提供を担当してきました。現在は、アルティウムのチーフソフトウェアアーキテクトをしています。 記事を読む
初公開!Altium Designer 20の新機能 初公開!Altium Designer 20の新機能 1 min OnTrack Judy Warner: アルティウムのVP of Corporate MarketingであるLawrenceからインタビューを始めたいと思います。今回のリリースで最も注目すべき点はどこでしょう? Lawrence Romine: 早くから寄せられているユーザーからのフィードバックを踏まえると、インタラクティブ配線の新機能です。これによって、Altium Designerは世界No.1の基板設計CADとしてさらにリードを広げることになるでしょう。Altium Designerの現在のバージョンで、すでにあらゆる機能を対応しているものの、Altium Designer 20では全体的なユーザー エクスペリエンスが向上しています。これまでを超える洗練されたスムーズな操作性は、どなたにもお気づきいただけるでしょう。高速設計や高密度設計では、使いやすさとスピードという点でまったくストレスなく仕事を進められます。Altium Designer 19では、レイヤースタックマネージャーと部品ライブラリに導入されたソルバー技術によって機能が強化されましたが、そこに今回の改良を組み入れることでデータ速度スペクトルの上端の遅延機能が一新されました。 Warner: 次は、アルティウムのTechnical Marketing DirectorであるBenにお話を聞いてみたいと思います。日常業務に直接的に影響があり、ユーザーから好評を得られると考えられるのはどんな機能でしょう? 記事を読む