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ニュースレター
OnTrack Newsletter May 2018
OnTrack Newsletter 2018年5月 第2巻第2号 Altium On Trackニュースレターの5月号をお届けします! 2018年10月3~5日、太陽が降り注ぐカリフォルニア州サンディエゴでAltiumLive 2018: 年次PCB設計サミットが開催されます。この度、 事前登録を開始いたしましたのでご案内申し上げます。6月より申込ページのご利用が可能となりますが、事前にご登録いただけますと早期割引10%をご利用いただけます。(ヨーロッパのカンファレンスの詳細については、今しばらくお待ちください)イベントでは、基調講演および多数のトレーニングを提供します。2017年のサミットの ビデオをご覧ください。アルティウムの最新情報をぜひ現地でお楽しみください。 今月号のOnTrackニュースレターでは、Screaming Circuitsの実装のプロであるDuane Benson氏から、PCBに適切に実装するために設計プロセスで注意すべき点を 学びます。
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学生技術者が新しい車をゼロから製造
ローズハルマン工科大学のFSAEカー Judy Warner: チームとチームが作っている車、チームが参加している競技会について教えてください。 Anthony Lin: 私たちはローズハルマン工科大学のRose Grand Prixエンジニアリングチームです。毎年ゼロからフォーミュラスタイル(オープンホイール、オープンコクピット)のレーシングカーを設計、製造し、競技に参加しています。競技会への7回目の参加となる今年は、RGP-7(チームの新しい車の名前)で競います。私たちは、ミシガン州デトロイトとネブラスカ州リンカーンで開催されるFormula SAE(Society of Automotive Engineers)のInternal Combustionシリーズに参加します。 Warner: チームメンバーは何人いますか。またメンバーの主な学歴は何ですか? チームと車の写真 Lin: チームメンバーは現在約40名で、全員大学生です。チームは、電気、コンピューター
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エレクトロニクスの専門家であるDuane Benson氏に伺った高速プロトタイピングと製造に関するヒント
Judy Warner: エレクトロニクス業界でのご自身の経歴を簡単に教えていただけますか? Duane Benson: 半田ごてで初めて指に火傷をしたのが14歳くらいの頃でした。きちんとした訓練を受けた後にソフトウェア開発でキャリアをスタートさせましたが、一番好きなのは当時からずっと電子工学です。最初の頃に手掛けたハードウェアのプロジェクトには、壁の中でシロアリが木を食べる音を聞くための電子聴診器と、まだ世の中に出回っていなかった発信者IDの装置を扱いました。 Duane Benson氏、技術マーケティング 私の仕事はソフトウェアから製品管理に変わり、最終的には技術のマーケティングと執筆を担当することになりました。その間ずっと使っていたのがチップです。勤務時間以外での趣味としては、マイクロコントローラーボードや小型ロボットの構築やFPGAのテストですが、これはもう20年ほど続いています。最近では、こうしたプロジェクトやこれまでの経験を記事やセミナーのネタにしたり
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OnTrack Newsletter April 2018
OnTrack Newsletter 2018年4月 第2巻第1号 Altium
®
のOnTrackニュースレターの1周年記念エディションへようこそ!1周年を祝して、この1年間に最も読まれたロックスター、スーパーヒーロー、メーカースペースからまとめたトップ3の記事を特別エディションをお届けします。 Ben Jordanがお届けする最新動画「マルチボード: パーティショニングとプランニング」のほか、最新の頭脳食や地域のニュースもご覧ください。 「最新」といえば、優秀なPCB設計者やエレクトロニクス業界の専門家を紹介する 「OnTrack: PCB設計ポッドキャスト」を開始しました。お気に入りのアプリでOnTrack Podcastにご登録ください。ご意見やご感想もお待ちしております。 2018年も質の高い有益な情報をお届けするために、5問の簡単な アンケートを作成しました。質問はわずか5問、所要時間は1分未満ですので、ぜひ貴重なご意見をお聞かせください。 Altiumチームは
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野心的な学生、メーカー、およびイノベーター
第3位は、カナダのトロントにあるWaterloo大学の Midnightソーラーカーチームです。この野心的なチームの勇気と誇りを忘れないでください。Midnightソーラーカーチームの皆様、おめでとうございます。優れた技術の追求とニュースレター読者への刺激をありがとうございました! Waterloo大学Midnight Sunソーラーチーム 第2位はNew Jersey Institute of Technologyの SAE Bajaチームです。このチームは、耐久レースで1位になり、総合13位でした。今年は何を達成してくれるのか、期待が高まります! NJIT SAE Bajaチームの皆様、これからも頑張ってください。成果を、PCB設計コミュニティおよび世界中のAltiumユーザーと共有してくださってありがとうございます! NJIT SAE Bajaの車 そして第1位は、闘志あふれるWisconsin大学の Badgerloopチームです。イノベーション賞を獲得して、Elon
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3人のずばぬけて優秀なプロのPCB設計者
Cherie Litson(Litson1 Consulting、Eptacトレーナー) 第3位は、誰からも愛されるプロの設計者、BSEE、そしてCIDマスターインストラクターであり、ゴルフが大好きな... Cherie Litsonです。おめでとうございます。そして、業界とOnTrackニュースレターのすばらしい記事への多大な貢献に感謝いたします! Nicole Pacino(San Diego PCB) 第2位は、こちらも女性です(男性はご注目を!)。(CIDマスターインストラクターの父親を持つ)希望の星、次世代の設計者... Nicole Pacinoです。すばらしい成果を挙げました。 少女のように設計する の意味を私たちに教えてくださり、ありがとうございました! (ドラムロール...) Rick Hartley(RH Enterprises) 第1位は、北米のカンファレンスやイベントでの講師経験が豊富で、SIおよびEMIの第一人者として知られた方です。彼は
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OnTrack Newsletter March 2018
On Track Newsletter 2018年3月 第1巻第12号 Altium
®
OnTrackニュースレターの3月号をお届けします。今月は、非常にためになる内容となっております。ぜひお読みください! 「少女のように設計」では、PCB製造のベテランでありフレキシブル回路の専門家でもある、OMNI PCBの Tara Dunn氏にインタビューして、フレキシブルおよびリジッドフレキシブル回路のコストドライバーについての見識をお聞きしました。 「次世代の設計者」では、最高性能の車を作り出したオーストラリアのニューサウスウェールズ大学、Sunswiftソーラーカーチームにお話をうかがいます。 OnTrackビデオシリーズでは、David Marrakchiが担当して、DFMの主な基本事項と収益向上の方法について説明します。 続いて、頭脳食では、興味深い3つのトピックをご紹介します。Tara Dunn氏の記事で理解した内容を深める、フレキシブル回路の設計についても取り上げます。そして最後に
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オーストラリアの学生が設計したソーラーカー
Judy Warner: チームがどのようにして活動を開始したのか、これまでに何台の車を製作したのか、教えてください。またVioletについて簡単に説明してください。 Kristian Bojidarov: Sunswiftは、ニューサウスウェールズ大学の学部生で構成されたチームです。世界で最も進んだソーラーカーを設計、製作して、レースに参加しています。私たちのチームは、1995年のSunswift結成以降に習得してきた知識により、先日チームの6台目のソーラーカーであるVioletの製作を完了しました。 初めは、Sunswiftが開発する車は最高レベルの効率と性能を目指して設計されていました。この目標は、90年代後半から2013年まで続きました。この頃の車両は、最大2人乗りの極めて広い座席配列で、World Solar Challengeのチャレンジャークラスに参戦しました。これ以降、Sunswiftは5台目および6台目の車として、eVeとVioletを開発しました。
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フレキシブル回路のコストドライバーの管理
Judy Warner: Taraさんは、20年以上も基板製造業に携わってきました。フレキシブルおよびリジッドフレキシブル設計の進歩に貢献している要因は何だと思いますか? Tara Dunn 設計をフレキシブルおよびリジッドフレキシブル技術に向かわせた主な要因は、スペースと重さとパッケージだと思います。私が見たところでは、フレキシブルおよびリジッドフレキシブル回路を既に使っている顧客の場合、新しい設計でフレキシブル回路を使用する割合は増えています。また、フレキシブル技術を使ったことがなく、導入の手引きを期待している顧客からリクエストされる頻度も増えています。全般に、電子機器はますます小さく軽くなっています。小型化していない電子機器の場合は、固定されたパッケージサイズ内で電子部品の密度と機能を増やし続けています。 Warner: コストと信頼性を左右する要因の中で、設計者が認識すべき主な要因は何でしょうか? Dunn: 材料、パネルの利用、技術です
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OnTrack Newsletter February 2018
On Track Newsletter 2018年2月 第1巻第11号 Altium
®
On Trackニュースレターの2月号をお届けします。この業界において、次世代のPCB設計者の育成に関する懸念が湧き上がっており、そしてその懸念には妥当な根拠があります。現在のPCB設計者のうち50%は約10年以内に引退すると推定されており、これは憂慮すべき統計です。 私は、ちょうど1年前にAltiumに入社して以来、次世代を担う新しい設計者とテクノロジーについて、数多くの兆候を全世界で目撃してきました。 今月のニュースレターでは、このような例を2つご紹介しましょう。ロックスターとスーパーヒーローでは、フロリダ大学の修士コースでNSF出資の研究所に参加し、天文についての経験を積んだ後、18か月前にNASAに就職した、James MacKinnon氏を紹介します。 スタートアップスナップショットでは、FIRSTロボット工学コンテストで部分的に子供たちにより発案された
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除雪ビジネスを変えるロボットSnowBotにご注目ください
Judy Warner: Shaneさん、お会いできて光栄です。珍しい社名ですね。お話しを始める前に、ぜひその由来をお聞かせください。 Shane Zinner: この辺りには、Niwot(左手という意味)(1825–1864頃)というネイティブアメリカンの族長がいました。彼はアラパホ南部の部族のリーダーで、コロラドの歴史上重要な役割を果たしました。Left Hand Canyon(峡谷名)やLeft Hand Brewery(地ビール醸造所)、コロラド州のNiwot(地名)など、彼の名前に由来して様々な名称に「Left Hand」が使われています。ですから、設立者たちがコロラド州のNiwot出身であることを考えると、社名を「Left Hand Robotics」としたことも納得できます。 Chief Niwot(「左手」の意)とそれにちなんだ社名のLeft Hand Robotics Warner: 興味深い背景ですね。それで、Left Hand
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James MacKinnon氏のNASAまでのキャリアパス
Judy Warner: Jamesさん、ご自身の学歴と、どのようにしてPCBの設計を習得したかを教えてください。 James MacKinnon: フロリダ大学の3年と4年のとき、ごく単純なPCBの設計が必須の授業がありました。基本的に、このクラスの単位を取れないと卒業できません。それに電気工学のクラスだったので、PCBの製作が求められたのです。3年生の設計課題は単純な回路でした。ですが、4年生になると、かなり複雑な回路を作らされます。このような経緯で、私はPCBの設計とAltium Designerに出会ったわけです。 Judy Warner: 実質的に、大学である種の基板設計の基礎を教えてもらったということですか。なかなか珍しいケースですね。 James MacKinnon: ええ、そうなんです。「基礎」という言葉はいい表現ですね。3年生の授業では、非常に単純な回路のレイアウトが課されました。そのときの回路には、単純なマイクロプロセッサーの、たぶんI/Oラインが含まれていました
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OnTrack Newsletter January 2018
On Track Newsletter 2018年1月 第1巻第10号 明けましておめでとうございます。Altium
®
のOn Trackニュースレター1月号へようこそ! 「設計者に注目」コーナーでは、ベルギーに拠点を置くPCB企業Eurocircuitsのオーナーであり、この業界のベテランであるDirk Stans氏とともに、DFMと試作についての新たな展望をお届けします。 「次世代のイノベーター」では、フォーミュラSAEの優勝候補として注目されるチームのひとつである、プリンストン大学のRacing Electricチームに注目します。 On Trackビデオシリーズでは、John Magyarが独特な形状のPCBについてお話しします。さらに、視聴者からの要望により、レイヤー構成の番号付与について、Chris Carlsonが作成したボーナスビデオもお届けします。 3つの栄養豊富な頭脳食を提供いたします。新しい特集記事の地域ニュースも忘れずに目をお通しください。 On
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PCB製造の溝を埋めるベテランのDirk Stans
Judy Warner: Dirkさん、電気業界でのご自身のキャリアパスと経歴について簡単に教えてください。 Dirk Stans: 私はDISCに就職し、電気エンジニアとしてのスタートを切りました。DISCは、入社して1年後、Barco Graphicsになりましたが。入社初日から、私はヨーロッパのPCB業界向けのCAM(Computer Aided Manufacturing)システムの販売に携わりました。ここで私は、1989年以降のヨーロッパおよび世界的なPCB業界の進歩に関する見識を得ました。ヨーロッパは世界のプリント回路基板の40%を製造し、現地の各企業は相変わらず量産に専念していてもかなりの収益を上げることができました。一方で、これとは別に未開拓の市場があり、エンジニアはこの市場での試作品の作成に苦労していました。ヨーロッパで最初に電子製品をOEM製造した大企業が、極東および中国に子会社を設立しており、多くの他社もすぐに追随しました。ベルリンの壁が崩壊し
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OnTrack Newsletter 2017年12月
On Track Newsletter 2017年12月 第1巻第9号 AltiumのOn Trackニュースレター12月号へようこそ。世界に広がるグローバルコミュニティを祝して、今月は、ノルウェーの優秀なPCB設計者に注目します。Tor-Anders Lunderは、Staakerというスタートアップ企業で基板を設計しています。この会社は、スポーツファン向けに、カメラマウントを備えた追跡ドローンを製作しています。 「メーカー各社が集う場所」では、ロボットを製作して Robocupの国際大会に参加しているブラジルの学生グループに着目します。Chris Carlsonは、PCBの熱伝達について論じた熱管理ビデオシリーズをまとめています。また、読者の皆様の明晰な頭脳を維持するため、栄養たっぷりの頭脳食をお届けします! 2017年も間もなく終わろうとしています。この1年を振り返り、さまざまな方法で非常に多くの方々と直接つながりを持てたことに心から感謝しております。ミートアップ
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ブラジルのヒューマノイドロボット サッカーチーム「ITAndroids」のAzevedo氏
Judy Warner: ITAndroidsチームはいつ、どのように結成されたのですか? Arthur Azevedo: ITAndroidsチームは2005年にJackson Matsuraによって結成されました。当時、彼は修士課程の学生でした。現在は、電子工学科の教授です。大学生2人と、もう1人の修士課程の学生がチームに参加しました。彼らはその年のLatin America RoboCup(LARC)2Dサッカーシミュレーションで勝利しました。彼らはすぐにラテンアメリカの上位チームのひとつになり、2006年から2008年のRoboCupで優勝しました。その後チームは2つに分かれました。 ITAndroidsチームは2011に再結成し、2012年のRobocupの2Dサッカーシミュレーションリーグに参戦することができました。チームの順位は10位でした。同じ年、2012 LARCでチームは3つのトロフィーを獲得、つまり2Dサッカーシミュレーションで優勝
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Staaker社のPCB設計者 Tor-Anders Lunder氏と自己追尾型ドローン
Judy Warner: Tor-Andersさん、PCB設計者になり、Staakerの一員になられるまでのいきさつを少しお話いただけますか。 Tor-Anders Lunder: はい。トロンハイムにあるノルウェー科学技術大学(NTNU)で修士号を取った後、既にPCB設計に関するいくつかのプロジェクトに参加していたのですが、そのうち設計から実装までの工程全体に興味を抱き、この分野をもっと掘り下げて学びたいと思うようになりました。私は2000年から、RFICのスタートアップ企業であったChipconでアプリケーションエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。Chipconは2006年にTexas Instrumentsに買収されています。Chipconで、私はリファレンスデザインを担当したのですが、ここでPCBプロセスや設計段階で避けなければならない落とし穴について多くのことを学びました
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