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ニュースレター
OnTrack Newsletter 2017年11月
On Track Newsletter 2017年11月 第1巻第8号 AltiumのOn Trackニュースレターの11月号をお届けします。今月の「ロックスターとスーパーヒーロー」では、サンディエゴで開催されたAltiumLive 2017: 年次PCB設計サミットで講演を行った設計者を紹介します。彼は非常に才気溢れる設計者であると同時に、現地のAltium
®
ユーザーグループのリーダーにして主唱者であり、独自の設計の開始方法と構築方法を周囲と共有しています。 「メーカーの場所」では、コンピューターの基本動作を習得するために自分独自のコンピュータ用マイクロアーキテクチャであるBEEBAを設計して構築した、感銘的な若い男性を紹介します。 今月のOn Trackビデオシリーズでは、Chris Carlsonが熱管理について引き続き、レッスンの第2部を行います。 頭脳食ではいつものように、基板設計に関するいくつかの記事を紹介します。 10月に開催されたAlitumLive 2017
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Frank Duggan: マイクロアーキテクチャーとMITでの目標
Frank Dugganと氏の父親からNYCメーカーフェアで、BEEBAについて学んだこと Judy Warner: あなたが、離散ロジックを使用する独自のマイクロアーキテクチャーを開発しようと最初に思った動機は何ですか? Frank Duggan: 私は小さい頃から、具体的な内容は知らなくても、これをやりたいと思っていました。私は自分のスナップ回路電子機器キットに熱中し、色々な機能を果たす回路を作る課題に取り組むのが好きでした。いつの頃からか、コンピューターを作り上げるのが究極の課題であると、私は決意しました。これはおそらく、コンピューターがとてもミステリアスに見えたからでしょう。そして私は、コンピューターがどのように実現されているのか理解できなかったので、設計は非常に難しいに違いないと結論しました。 Warner: 他のデバイス用のアセンブリ言語プログラミングを行ったことはありますか?もしそうなら、変更したいと思った部分はありますか、その理由は? Duggan
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Ingenu社のPCB設計者Randy Clemmons、San Diego Altiumユーザーグループを主宰
自分の勤務するIngenu社ビルの前で、Clemmons Judy Warner: あなたとキャリアと現在の勤務場所について簡単にお話しください。 Randy Clemmons: 私は現在 Ingenuで、モノのインターネット(IoT)ネットワークおよびエンドポイントアプリケーションを開発しています。私はツールとしてAltium Designerを選択しています。 私は19歳のとき、米海軍の高度電子機器プログラムに志願してから、電子機器の職業に就きました。 海軍に10年間勤務してから、私はLitton Industriesで1年間働き、最先端の高精度ナビゲーションシステムのテストとデバッグに従事しました。 私はHarris Corporationに9年間、上級エンジニアとして勤務し、自動テストシステムのサポートを行いました。 L-3 Communicationsでは7年間、テスト専門家、兼アソシエイトエンジニアとして勤務しました。私は
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OnTrack Newsletter 2017年10月
On Track Newsletter 2017年10月 第1巻第7号 いつもお世話になっております。Altiumより今月のニュースレターをお送りいたします。今月は、世界中のAltiumユーザーが集まるコミュニティーに参加されているすばらしい技術者や設計者の方をご紹介いたします。最初にご紹介するのは、Square Kilometre Array(SKA)用の基板を設計している、南アフリカのOmer Mahgoub氏です。SKAは、2つの大陸にまたがって建設される世界最大の電波望遠鏡で、この望遠鏡により、かつて見たことのない新たな宇宙の姿を見ることができます。 続いて、カナダのWaterloo大学で熱心に技術を学ぶ学生グループをご紹介します。この学生チームは、2018年の国際大会に参戦すべくソーラーカーの開発に追われています。 今月のOn Trackビデオは、熱管理についてのChris Carlsonによる全3回シリーズビデオの第1回です。 是非、On Trackについてのご意見を
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Midnight Sunソーラー設計チームが開発した未来のソーラーカー
World Solar Challenge(WSC)に参戦するWaterloo大学のMidnight Sunソーラーチーム 1988年度以降、 Waterloo大学のMidnight Sunソーラーチーム は、顧問のGordon Savage教授の指導の下、ソーラーカーを製造し、American Solar Challenge (ASC) およびWorld Solar Challenge (WSC )に参加しています。これらの大会は、1年おきに交互に開催されます。電気系統チームの舵取りは、Minghou Ji(エンジニアリングマネージャー)、Yifei Li(ハードウェアエンジニア)、およびTaiping Li(ハードウェア設計者リーダー)が行っています。 Minghou Ji氏、Midnight Sunソーラーチームのエンジニアリングマネージャー Yifei Li氏、Midnight Sunソーラーチームのハードウェアエンジニア Taiping Li氏、Midnight
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Square Kilometer Array(SKA) Africaに勤務するOmer Mahgoub氏と天文学分野のPCB設計
Omer Mahgoub氏、SKA Africa Judy Warner: Omerさん、SKAとは何か、またかかわっている国やその目的について教えていください。 Omer Mahgoub: SKA(Square Kilometre Array)は、世界最大の電波望遠鏡を建設する国際的な取り組みです。1平方キロメートルの集光面積を持ち、2つの大陸(アフリカおよびオーストラリア)に設置されます。 10か国からなる組織がSKAのメンバーです。オーストラリア、カナダ、中国、インド、イタリア、ニュージーランド、南アフリカ、スウェーデン、オランダ、そしてイギリスが参加しています。 南アフリカのカルー地域 SKAを使うと、これまでにないほど詳しく宇宙を観測することができ、星や銀河がどのようにして今の形になったのか、それらが長い時間を経てどのように進化したのか、あるいはそれ以外のダークエネルギーやダークマターに関する天文学上の未解決の疑問を理解する助けとなるでしょう。 Warner
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OnTrack Newsletter 2017年9月
On Track Newsletter 2017年9月 第1巻第6号 AltiumのOn Trackニュースレター9月号をご覧いただきありがとうございます。今月号では、並外れたPCB設計者であるSusy Webbが、たゆみない情熱と卓越性の追求について語る「少女のように設計する」をお届けします。On Trackビデオシリーズでは、John Magyarが、3Dが単なる表示だけではなく設計者にとって非常に強力なツールである理由を説明します。最後に、Makerの項目で、すばらしきメイカーおよびハッカーの世界を垣間見るとともに、イノベーターコミュニティ向けに近日開催される主要イベントについてお知らせします。 私たちの目標は、技術者および設計者としての成功に役立つリソースを継続的にお届けすることです。先ごろリリースしたEDA Pulseアプリは、EDN、EE Times、PCB Design Magazine、Altium
®
Blogに加えて、Mentor、Zuken
™
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Maker FaireおよびOpen Source Hardware SummitでのPCB設計ツール
「メイカー」 ムーブメントが一般の人々の間で盛り上がったことを受け、Maker Mediaは2006年、第1回 Maker Faire をサンフランシスコのベイエリアで開催しました。それ以来、2014年までに、ニューヨーク市とサンフランシスコで開催された2つの主力イベントを訪れた参加者は215,000名に上りました。その間、これらの大規模イベントから、 Featured Maker Faire、Mini-Maker Faire 、 School Maker Faire が世界各地で生まれました。 Maker Faireについてご存知ない場合、Webサイトの説明が最も分かりやすいでしょう。 「Maker Faireは、地上最大の展示発表会です。家族で楽しめる、発明と創造と役に立つ情報がいっぱいの展示会であり、メイカームーブメントのお祭りです。科学展示会や農産物品評会、さらには完全に新しい要素からなるMaker Faireに出展するメイカーは、技術愛好家、クラフト作家、教育者
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Susy Webb: 主体的な学習と成功、PCB設計カンファレンス
Susy Webb: 私はヒューストンにあるFairfieldNodalに勤めており、弊社は陸上および海洋環境向けの石油探査ならびに観測機器を製造しています。弊社が製造するデバイスは一定の領域内で広がり、地底深くに送られて戻ってくるエネルギーの波動を受信します。これらのエネルギーの波動を解析すると、特定領域の地中に石油鉱床があるかどうかを予測することができます。 Judy Warner: 基板設計に携わってどのくらいになりますか。また、これまでに設計したその他の製品について教えてください。 Webb: PCB設計の経験は35年になります。サービスビューローや、メモリシステム、コンピューターマザーボード、産業用コンピューターの設計会社を経て、現在の石油探査企業は2社目です。私は難題とそれに伴う学習を楽しめるタイプなので、常に挑戦して自身を高めることで成長してきました。常に学ぶ姿勢を貫き、この業界で成長しようと努力する人は誰でも優れた設計者になれると考えています
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OnTrack Newsletter 2017年8月
On Track Newsletter 2017年8月 第1巻第5号 AltiumのOn Trackニュースレター、8月号をお届けします。PCB設計者が集まる電子機器業界のイベントでは必ずと言っていいほど、次世代のPCB設計者はどこから現れるのかという疑問に会話が流れます。古い技術者は引退しつつありますが、それらの技術者が去った後の空隙を埋める新しい技術者は現れません。私の観点からは、新しいPCB設計者が出現する方法はいくつも考えられますが、私の事例を紹介する代わりに、弊社の次世代設計者特集に登場した、非常に才能ある若い設計者として、Nicole Pacinoを紹介しましょう。 今月のOn Trackビデオシリーズでは、Chris CarlsonがPCB設計プロセスの要約を解説します。 Altium
®
が組織として成熟するにつれ、次世代の設計者を育て上げるとともに、現在のPCB設計者に道具を提供するソリューションの一部であることが必要であると理解するようになりました
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OnTrack Newsletter 2017年7月
On Track Newsletter 2017年7月 第1巻第4号 Altiumの「On Track」ニュースレター7月号をお届けします。「ロックスターとスーパーヒーロー」では、引き続き、今日の電気技術者やPCB設計者に役立つ知識をいつも共有してくれるシグナルインテグリティー専門家リック・ハートリー(Rick Hartley)氏へのインタビュー第2部をお届けします。 「メーカースペース」では、ウィスコンシン大学のBadgerloopチームについての楽しい話をご紹介します。彼らは立場の弱い学部学生でありながら、スペースXの第2回 ハイパーループポッド コンテストからわずか数週間後には超高速な新型ポッドを発表しています。 また、今回のニュースレターでは、PCB設計の知識と技術を保つのに役立ついくつかの重要な「頭脳食」も含めてあります。 今後の業界イベントとしては、Altium主催の AltiumLive 2017: PCB Design
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OnTrack Newsletter 2017年6月
On Track Newsletter 2017年6月 第1巻第3号 PCB設計という銀河にジェダイの騎士がいたとすれば、Rick Hartley氏はシグナ ルインテグリティーのオビ=ワン・ケノービということになるでしょう。今月 のOn Trackでは、Hartley氏がこれまでのキャリアの中で実際に体験した失敗や 成功にまつわるエピソードをご紹介します。来月はこのインタビューの第2弾と して、Hartley氏の「ジェダイのマインドトリック」と現代のPCB設計者へのアドバイスをお届けします。 「メーカー」のセクションでは、New Jersey Institute of Technology(NJIT)の SAEバハレーシングチームが一から製作したレーシングカーが、勝利を手にし た様子をご紹介します。 さらに、On Track Video学習シリーズでは、Chris Carlsonが再び登場し、高速設計向けのレイヤー構成に関するヒントをお届けします。 ぜひ、皆さまのご意見を judy
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OnTrack Newsletter 2017年5月
On Track Newsletter 2017年5月 第1巻第2号 AltiumのニュースレターOn Track第2号へようこそ。今月は、極めて優秀なPCB 設計者であり、またCIDおよびCID+のマスタートレーナーであるCherie Litson 氏をご紹介します。また、FIRST Robotics CompetitionとTeam Mechanical Mayhem 1519についてもご紹介します。さらに今月から新たに、On Trackトレ ーニングビデオシリーズの提供も開始します。毎月、設計に関するヒントをご紹介します。いつものように、頭脳食と電子機器関連のカンファレンスおよびイベントの情報が盛りだくさんです。 ご意見やご提案がありましたらいつでもお知らせください。Altiumのニュースレ ターをどうぞお楽しみください! Judy M. Warner コミュニティー管理担当責任者 judy.warner@altium.com 少女のように設計する 優秀な女性PCB設計者に注目
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AltiumLive 2017: 年次PCB設計サミット
このPCB設計カンファレンスは、その全体が、設計者の知識と実践の向上を目的としたトレーニングコンテンツに特化しています。このようなPCB設計カンファレンスはほとんど見られないため、Altiumは完全に設計者のための、専門的なPCB設計者の主導による、新しいPCBカンファレンスを作り上げることを決意しました。 この秋、 AltiumLive 2017: 年次PCB設計サミットが、北米および欧州で開催されます。弊社は2日間にわたって、他では見られないようなPCB設計カンファレンスを主催します。Lee Ritchey、Happy Holden、NXPのDan Beekerなど、業界の有名人が講演を行います。業界の象徴的な企業の熟練した設計者から学ぶこともできます。そして、おそらく最高なのは、同僚や同業のAltium Designerユーザーから、どのようにして革新的な設計手法や実践方法を発見したかを聞き、自分の設計業務を次の段階に発展させるために役立てられることでしょう。更に
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卓越した次世代のPCB設計者: Nicole Pacino
San Diego PCBの創設者Mike Creedenと、娘Nicole Pacino Judy Warner: Nicole、あなたが基板の設計を始めたのは何歳のときでしたか? Nicole Pacino: 私はとても若いときから設計を始めました。たぶん11歳だったと思います。私の父、Mike Creedenはこの業界の人間で、私はいつも父を見ていたため当然、父が何をしているのかいつも興味を持っていました。ある日、父は私をコンピューターの前に座らせ、作業をゲームとして私に見せてくれました。とても具体的に精密なルールの、非常に難しいゲームで、私はとても楽しめました。そこで、私は仕事をしているのだと気付くよりも前に、この作業を開始したわけです。 私が公式に仕事として設計を始めたのは、20歳のときです。この頃、私は物事のより技術的な側面の学習を開始し、単に誰かから指示を受けるのでなく、自分が何を、どうして行うのかを理解するようになりました。 数年後には
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ロックスターのようなPCB設計者でありシグナルインテグリティーの専門家であるリック・ハートリー氏(Rick Hartley)
ワーナー: またお出でいただきましてありがとうございました、リック。では今回もよろしくお願いします。私たちが最初に会ったとき2人とも強く感じていたのは、もっと多くの設計者が基板サプライヤーを訪問して基板の製造過程を理解するべきだということでしたよね。今日は、技術者やPCB設計者に対してどのようなアドバイスをいただけるでしょうか? ハートリー: あなたもそう感じておられたことが興味深いですよね。私が初めてプリント回路設計者になった77年から78年頃のことですが、会社が委託していた製造技術者の1人が、私と、下請け会社のもう1人のプリント回路設計者を座らせて説明してくれました。「会社の技術者たちは、プリント回路設計者になる道を選んだ君たち技術者2人を大切に思っている」と言いました。私たちは微笑みながら「ええ、それは分っています」と頷きました。すると彼は私たちを見て言いました。「君たちは、回路や回路の動作については理解しているが、製造については全然分っていない
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ハイパーループの栄光に向けてのBadgerloopの活動、イーロン・マスクの関心を惹く
6月のポッド2号機公開時のBadgerloopチーム イーロン・マスクがハイパーループ方式の輸送システムの構想を ホワイトペーパー 紹介したのは2013年のことです。彼は完全なオープンソース方式による開発を提案し、ポッド コンテストに参加する大学を募集しました。コンテスト用のポッドを試運転で走らせる1マイル近い縮小版の真空チューブの建設資金は、スペースXが負担しました。スペースXが定めた一連の要件に適合しスペースXが強く望んでいるチューブ走行を第1回のコンテストで実現するチャンスを獲得できたポッドは、3つだけでした。 すべてのチームにとって最初の関門は構想と設計でした。 選出されたいくつかの設計案が、2016年1月の デザイン週間の週末 にテキサスA&M大学で採用され審査されることになっていました。1,000件の設計案のうち120のチームのものだけが選出され、 デザイン週間の週末 に参加できることになりました。目標を達成できたのはBadgerloopチームだけではありませんでしたが
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