ガーバーソフトウェアビューアを使って、製造業者にアートワークを提出できます。
Altium Designer
専門家を対象とする、効果的で使いやすい最新のPCB設計ツール。
すべてのガーバーフォーマットに対応するガーバーソフトウェア ビューアでは、あらゆるPCBのレイヤーや最終的なアセンブリを表示できます。EDAツールでは、銅箔層やソルダーマスク、シルクスクリーンの標準的な画像入力形式やレイヤースタックなど、設計の詳細情報が生成されます。こうした情報としては、最終的なアセンブリのためのステンシルの作成向けのコンポーネントの場所や半田ペーストのレイヤーなどが挙げられます。
Altium Designerでは、各レイヤーを個別に確認することも、レイヤーの特定の組み合わせをPCB設計環境で一緒に表示することも可能です。さらに、クロスプローブ機能を使用すると、PCBでハイライト表示したオブジェクトを回路図でもハイライト表示できます。これにより、技術者と製造業者の両方が製造を開始する前にPCBレイアウトと回路図を照合し、設計が意図したとおりに完了しているかどうかを確認できます。
PCB設計のレイヤーの表示については、数多くのガーバーフォーマットを対応しています。たとえば、ODB++、IPC-2581、IPC-D-356では、ガーバーXやX2などのすべてのガーバーファイルを表示できます。Altium Designer 18は、古いデザインや新しいデザインだけでなく、他社のソフトウェアのファイル形式も対応しています。
Altium Designerのビューアに組み込まれたレイヤー構成マネージャーでは、PCBの製造に使用される設計レイヤーの定義と表示が可能なほか、それぞれの信号層には、トレースとノードの名前を表示できます。この評価ツールは、製造から戻ってきた基板を検証する際に効果を発揮します。トップ層とボトム層のノードのエンドポイントがわかるため、継続性のチェックを行ってシグナルインテグリティーを確保できます。
ビューの設定メニューでは、1か所にまとめられたすべてのレイヤーにアクセス可能
スタック内の各レイヤーでは、パッドやビアの属性、レイヤーのペア、メカニカルレイヤー、ドリルガイド、キープアウトレイヤーをチェックできます。また、レイヤーやそれぞれの機能は、回路図でのクロスプローブ向けにハイライト表示することも可能です。オーバーレイ、ソルダーマスク、ドリルファイル、シルクスクリーンが含まれるすべての設計ファイルを使用できるため、製造業者への情報の伝達がスムーズになります。
あらゆるフォーマットのガーバーファイルを効果的に表示、操作するには下記が必要です。
美しいアートワークを実現するAltium Designerのレイヤー構成マネージャーの詳細については、こちらをご覧ください。
Altium Designerの表示設定パネルの詳細については、こちらをご覧ください。
ガーバーと回路図を同時に表示するためのクロスプローブとクロスセレクトについては、こちらをご覧ください。
ガーバービューアで最も避けたいのは、必要なファイルをインポートできないことでしょう。必要なのは、設計中に発生する要求や要件に対処できるツールを選ぶことです。PCBの設計フォルダから選択したガーバーは、どんなフォーマットでも表示できなくてはなりません。その対象には、古い設計や他社のEDAツールのフォーマットも含まれます。Altium Designerのビューアは、UniSoftのソフトウェア、PLTファイル、Xcellon、GERBV、ガーバーX、ガーバーX2、GBRファイルをサポートしています。
1つのメニューからすぐに使える便利なオプション
ディレクトリに保存されたさまざまなガーバーファイルを表示するために、いろいろなソフトウェアを維持するのではなく、すべてのファイルに対応する1つのツールがあればどうでしょう?すべてのガーバーフォーマットを対応するAltium Designerでは、1か所ですべてのファイルを表示できます。そのため、複数のガーバーファイルにまたがった複雑な指示で、製造業者を混乱させることはありません。基板もはっきりとわかりやすく描画できます。
高い処理能力を備えるAltium Designerには、PCB設計のための先進的なビューアとツールが用意されています。
ガーバー設定ツールによるレイヤー環境の設定方法については、こちらをご覧ください。
さまざまなファイル形式への対応については、こちらをご覧ください。
既存のガーバーでキープアウトを指定する方法については、こちらをご覧ください。
古いガーバーRS-274X標準フォーマットに加え、IPC-258を含む最新のガーバーX2フォーマットを表示できます。レイヤースタックの定義、材料、ネットリスト、テストポイント、NCドリルファイルなど、製造用の詳細情報を完全に含めることができるため、製造チームが最初から正しく作業を進められるようになります。
コンポーネントを容易に見つけるためのクロスプローブが搭載されたビューア
Altium Designerのビューアは、ODB++、IPC-2581、IPC-D-356に加え、ガーバーX2とガーバーXもサポートしています。上位互換性があるため、古いものから新しいものまで、アートワークを評価できます。また、CADとCAMの両方で、完全な実装に向けてすべての製造データをチェックすることも可能です。
ガーバーX2、およびIPC-2581出力の生成および評価方法については、こちらをご覧ください。
設計環境内で使用できるクロスプローブ機能については、こちらをご覧ください。
ガーバーX2フォーマットで表示するための出力設定については、こちらをご覧ください。
優れたガーバービューアをお探しなら、EDA設計ツールで作成され得るすべてのフォーマットに対応するものを選ぶべきでしょう。それにはAltium Designerのビューアが理想的です。統合環境で使用できるため、選択したレイヤーをすべての設計ツールで表示できます。カスタムの選択ツールを使用すれば、設計者と製造業者の両方が詳細な電気データとメカニカルデータを確認して、製造をスムーズに進められます。